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シェットランド・シープドッグは、一見ラフ・コリーを小さくした風貌の持ち主だ(JKC等によると、それぞれに細かい定義がある)。鼻が長く、すっきりした顔立ち、毛は長毛種、まっすぐで粗いトップコートと密集した綿毛のようなアンダーコートのダブルコートが特長だが、これは生まれ故郷であるシェットランド諸島が厳寒の地で、そこでの牧羊の仕事に無くてはならないものといえるでしょう。目は、アーモンド型が理想となっています。 |

シェルティーは鼻筋の通った美形で、風に揺れるコートは優雅な雰囲気である。 |
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シェルティー(左)とコリー(右)。同じ生後5カ月だが、こんなにも大きさが違う。シェルティーはコリーをコンパクトにした感じだ。 |
40歳代以上の人でラフ・コリーと言って思い浮かべるのが、あのテレビドラマ「名犬ラッシー」ではないでしょうか。当時、ラフ・コリーを飼うことが流行にもなったものでした。しかしコリーは大型犬という事もあって、日本の住宅事情を考えても、その人気は徐々に低下してしまいました。それでも事実として、その美しい毛並みと利発そうな顔立ち、さらにはその穏やかな性格は多くの人々の心を魅了してきました。
そんな背景も手伝ってか、シェットランド・シープドッグが日本で見られるようになると、大抵の人々が、「あっ、小さいコリーだ」とか「ラッシーの子供だ」などと、普通
以上の興味を示したものでした。
以来、これなら日本の住宅事情に関わりなくコリーが飼えるということで、注目の的となり、今日でも常に、安定した人気を保っているのです。この美しい容姿と気だての優しさは、これからも、私たちの良き友、良きパートナーとして、生活に張りと潤いを与えてくれるに違いないでしょう。
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イギリスのスコットランド地方北部にある、シェットランド諸島で牧羊犬として改良、飼育されたことから、その地名が名付けられたようです。当時は、“小さい犬”と言う意味の「トゥーニー・ドッグ」呼ばれていたようですが、20世紀の初めの頃には、今日のシェットランド・シープドッグという名前が確立しました。またシェットランド・シープドッグは「シェルティー」という愛称でも親しまれています。
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シェットランド諸島は、作物も恵まれないほど、自然環境が厳しく、動物は、ウマもウシもヒツジも全てが小さめ(ポニーもこの地方が原産となっています)、それゆえに、シェットランド・シープドッグも小さめの改良が進められ、今日に至っているといわれています。
第一次世界大戦前に、英国本土に紹介されて以来、英国では、最も美しい犬の一つとされ、多くのドッグファンを魅了してきました。
そして第二次世界大戦後、アメリカの繁殖家たちが、ペットやショー・ドッグを求めて英国に来た際、当然のようにシェットランド・シープドッグに注目が集まりました。以来、彼らにより世界中で紹介され、愛好家の増大につながって行きました。
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シェットランド・シープドッグはハンサム顔で有名なのです。 |
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ワークドッグのDNAを受け継ぐシェルティーは、抜群の集中力でパートナーの指示を待つ。 |
シェットランド・シープドッグは、牧羊を目的として改良されたことからもわかるように、牧夫の指示をきちんと聞き分け、ヒツジの動きを広い範囲で見守り、的確に追い込むという能力に優れています。従って、家庭犬として飼う場合でも、主人(パートナー)の指示に忠実に従う能力は、十分に備わっているといえるでしょう。
しかも、牧羊犬ならではの、領土防衛本能もあるため、自分のテリトリーに侵入する部外者には警戒するので、番犬の役割も問題なく果
たしてくれるでしょう。
シャイだ神経質だ、と言う人もいますが、それは、牧羊犬としての本質を全うしているだけで、実際のところ、人との絆を大切にする、心根の優しい穏やかな性格で、ひたすらパートナーに尽くしてくれるのです。
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