★成長期までの育て方 7カ月から12カ月-1★

犬の体を毎日チェックしょう

 犬は言葉が話せないだけでなく、とても忍耐強いので痛いところがあっても飼い主であるパートナーに直接伝えることができません。犬の健康を維持するために、初期の段階で体の変調やトラブルをいち早く気づくために毎日チェックする必要があります。

 欠かさず見るのは便の状態です。朝一番の便だけでなく2番目の便も硬い場合は食事の量が少ないので少し増やし、その反対にやわらかすぎて下痢寸前の状態は、一日に食べさせている量が多すぎる事が考えられるので、おやつを控えると共に、食事の量を調節する必要があるでしょう。また下痢が続いたり、血便があるなら獣医さんの診察を受けましょう。また嘔吐していないか、水を異常なほど欲しがっているか、おしっこの量や色の状態も見てあげましょう。また呼吸の状態、心臓の鼓動の状態、さらに歯茎の色は、きれいなピンク色か、どす黒い色かも観察しましょう。また体に湿疹がないか、お腹のまわりはどうかと毎日の始まりにはちゃんとチェックしましょう。

  さらに健康面以外として、シェルティーは毛ぶきがいいので耳の後ろから首にかけてと、わき・内またのところなどやわらかい毛が、ブラッシングをしても、毛玉になってしまっていることがありますので、よく手でさわって毛玉になってないか調べて身繕いの点でもチェックしておきましょう。


犬の体を毎日チェックしょう。

チェックポイント
1. 食欲 食事の食べっぷりを見る。
2. 便の状態を見る(下痢・血便など)
3. 嘔吐はないか
4. 水の量(水をよく飲み尿の量がすごく多い場合、糖尿病等の 心配もある)
5. おしっこの量と色(尿が出ない場合、膀胱炎、尿の色が赤い場 合、膀胱結石等)
6. 心臓の鼓動 不整脈があるか
7. 高熱があるか (犬の平熱は37.5〜38度)
8. 体をさわって湿疹・皮膚病をみる
9. 声のチェック
(声がしゃがれている場合、のどに炎症がある)  
10. 臭いのチェック(耳が臭う場合は外耳炎等、口が臭う場合は口 内炎・歯肉炎等の恐れがある)

 
定期的なワクチン接種で 病気を未然に防ごう

 ワクチンの接種で予防できる病気というのは、感染すると命にかかわるかもしれない恐ろしい病気です。これらの病気にかかる前にワクチンの接種で犬の体の中に抵抗力をつけておき、万一感染しても体を守り発症しないように、また発症しても軽症で済むようにしたいものです。また散歩の途中で犬が尿の臭いを嗅ぐことによって感染するケースがあるので注意しなければなりません。そしてワクチンの接種によって作られる免疫も一生続くものではありませんから獣医師と相談して継続してワクチン接種を受けましょう。

■投薬で予防するフィラリア■
 フィラリアという病気は蚊が媒介するので犬にとって寿命を縮める最も恐ろしい病気です。だいたい5月頃から11月頃までフィラリアの予防薬を毎月1回与えることは大切です。この病気は、体内に寄生してもすぐ症状が現れず、それでいて意外と病気の進行が早く、症状が出てからでは治療するのが難しく、命にかかわるケースもあるのです。感染経路としては、犬の心臓に寄生したフィラリアの成虫が、血液中に子虫を生み落とし、それを蚊が血液と一緒に吸い込んで、蚊の体内で成熟させるのです。さらにその蚊が他の犬を刺して、この時また成熟した子虫が再び犬の体内に侵入して、数カ月後に心臓に入り込みます。この病気に感染すると、血尿・嘔吐・脱毛・貧血・腹水などの症状の後、内臓にも障害を与えてしまいます。予防法は投薬で蚊の発生しやすい時期にあわせて飲ませるので獣医さんに相談しましょう。

■ワクチン接種で予防する病気■
<<ジステンパー>>  
  生後1才未満の幼犬に多く発生する病気で、他の犬の尿や便からウイルス感染し、うつりやすく死亡率も高い病気です。感染力も強く、空気感染と、ジステンパーウイルスに感染した病犬から直接うつる場合があります。感染すると発熱や食欲がなくなり鼻汁から目やにといった初期症状から呼吸器系や消化器系に広がり、激しい咳(呼吸器)や下痢、脱水(消化器)などの症状が現れ、衰弱死してしまします。
<< パルボウィルス感染症>>
 パルボ(極小という意味)ウイルスによる急性伝染病で別名「犬のコロリ」とも言われ、激しい嘔吐や下痢を特徴とする腸炎型と突然死してしまう心筋型があります。子犬の場合感染すると脱水症状が進み、突然死んでしまうこともあります。また成犬であっても衰弱がはげしく、集中治療を必要とする、死亡率の高い病気なので混合ワクチンで予防しましょう。
<<レプトスピラ症 >>
 レプトスピラ症は、犬だけでなく他の動物や人にも感染の可能性のある伝染病で、細長い螺旋状の細菌であるスピロヘータによって起こります。病原菌は尿中に排泄され、この病犬の尿と接触することにより感染します。またねずみの尿も感染源になります。症状には黄疸出血型とカニコーラ型の2タイプがあり、黄疸出血型では、黄疸の他嘔吐・下痢・歯茎からの出血・血便などが見られます。カニコーラ型は嘔吐・下痢による脱水症状・体温の低下などがあり、手当が遅れると尿毒症を起こし死に至ります。

■狂犬病予防は飼い主の義務■
 人畜共通の感染症のなかでも最も危険な伝染病は狂犬病です。この病気の保菌動物は犬に限らずキツネ、マングース、アライグマといった野生動物も入ります。狂犬病に感染した動物に噛まれると、その動物の唾液の中のウイルスが傷口から侵入し、手当が遅れれば、やがて発病してしまします。その時は中枢神経がおかされ幻覚を見たり、水を極度に恐れたりするようになり死亡率の高い恐ろしい病気です。日本でも狂犬病の予防注射の接種は法律でも定められています。必ず毎年1回受け、同時に保健所への登録も義務づけられているので忘れずに行いましょう。

 



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