★成長期までの育て方 7カ月から12カ月-3★

散歩

■散歩は犬の生きがい■
 外には犬にとって興味のある匂いがいっぱいあるので、散歩は犬にとって食事と同じように大切な生きがいといえます。そしてその機会を極端に減らすと、犬は刺激のない生活を送ることになり、なんでも吸収する感受性の豊かになる大切な時期をうばい、表情に乏しい臆病な犬に育ってしまいます。

 犬は散歩の途中で地面を嗅ぎ回って、残っている臭いから人間の情報を、犬独特の体臭や尿の後の臭いから、その犬の性別や体の大きさ、強いか弱いのか等の調査をし、情報を入手しているのです。ですから散歩は運動不足や欲求不満を解消するためだけに行うのではなく、犬本来が持っている探索することに対する好奇心を育み、他の人間との社会性とまた、犬との社会性を身につけるためにも必要なものなのです。


犬にとって散歩で学習することが沢山あるのだ。

■フリータイムをとってあげよう■
 散歩の時間は、人間のライフスタイルや都合でどうしても限られるけど、公園や空き地などについたら犬のフリータイムをとってあげたいもの。リードを外して、走り回らせたり、おっかけっこして遊んでやったり、ボール投げをして、集中力を高めてあげましょう。但し「おいで」や「まて」の基本訓練が、まだ身についていない犬の場合は、振り切って他の人間や犬たちに突進してしまうことがあるので、リードが必要ですから、リードを外せるのは、訓練が完了した犬になります。(各都道府県の条例により、都市部などではリードをはずして散歩させることは出来ないのでご注意下さい)

 また犬は、散歩もただ連れられて歩くだけでなく、自由に動き回り遊べる時間も欲しいと思うものですから、左について歩く時と、自由に走らせたりする時と、メリハリをつけてあげるとよいでしょう。

■猛暑の時の注意■
 気温の高い暑い日は、早朝や夜の散歩がイイでしょう。犬は汗をほとんどかかないので体温の調節がとても苦手です。それにアスファルトの熱の跳ね返りは人間より地面に近い犬にとって、かなり体力を消耗させることになり、裸足で歩く犬は、やがて脱水症状を起こし、日射病にかかってしまいます。


夏場の散歩には、必ず水を持ち歩くようにしましょう。
 



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